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ソウが借りてきた残りの本は私がお先に読ませてもらっています。 その中でもすごくよかったのがこちらの本。 「이 물고기 이름은 뭣인고? (この魚の名前は何だい?)」 韓国で最初に魚の図鑑を書いたキムリョさんにまつわるお話です。 鎮海県(残念ながら今の鎮海ではなくお隣の馬山のほう) に島流しにあったキムリョは 塩づくりをしている庶民の家で過ごすことになります。 その家の息子が主人公のゲドンです。 キムリョは名家の出の人物ですが、とても温かい人物で ゲドンや村の人たちともすぐに打ち解けます。 キムリョはゲドンと海に出たり、釣りをしたりしながら この土地、そして海、魚について話すようになります。 そういう海の村での日々のなかでの出来事を記録するようになり・・・ というお話。 お話の中で、しょうがなく身分というものが存在するんだけど 生きている者すべてが尊いものなんだ。 キムリョはそうゲドンに話します。 「僕はナリ(キムリョのこと)がこの村の人たちについての話を書いた時 ナリの文章の中で塩田の村が尊く生きているように感じた」 この部分がとても好きでした。 歴史が動くような重要人物の派手なお話ではありませんが 韓国の庶民の歴史にも触れられるし なんと言っても今住んでいるこの町の近くが舞台になっていて 楽しく読みました。 ソウが新刊コーナーの中から表紙やあらすじが好みで 選んできた本でしたが 作家さんの名前を見てびっくり! 去年ZOOMで講演を聞いた、キムムンジュ作家だったのです。 講演の時に、次は歴史にまつわるお話を書いてるとおっしゃってたのが まさにこの本だったんです! 縁があるものですね。
by tejisekki
| 2021-08-03 22:44
| book
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